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【クールジャパン】外国人意識調査

内閣府から
クールジャパン戦略の一環で
「クールジャパンの再生産のための外国人意識調査」
が公表されました。
クールジャパンの再生産のための外国人意識調査PDF

グループインタビューやインターネット上でのアンケートにより、
外国人の方々がどんなきっかけで日本を好きになったかなどを調査しています。

見ていて目を引いたのはやはりインターネット調査での
日本に興味を持ったきっかけ。
欧州・アジアでのダントツトップが「アニメ・マンガ・ゲーム」。
欧州では75%の方が該当するとか。

クールジャパンの再生産のための外国人意識調査(平成 30 年 2 月)より抜粋

弊社の翻訳者やタイプセッターは、
日本のアニメ・マンガ・ゲームが好きなので、
それに携わる仕事がしたい!
と志望してきたメンバーが多いのは当然かなとも思っていましたが、
全体としても高い傾向にあるようです。

 

 

また、個人的に気になったのは
グループディスカッションにおける

「日本語を直訳しても、日本人の常識(前提知識)がないと理解できない」

「外国人目線での補足説明を加えるようにした方が良い。」

という意見。

日本のマンガは大人が呼んでも面白いくらい
奥が深く・示唆に富んでいると思っています。
だからこそ、
時代の背景であったり、
日本人だからこそもっている共通認識を
海外の方にも理解してもらえてこそ
その作品の良さがわかるのではないかと思います。

当然、弊社での翻訳の際にも自然な会話の流れを意識して単語を変えたり
場合によっては注釈を加えたりなどを意識しております。

でもそれに一歩進んで、
思いきって外国人向け

思いきって外国人向け「解説」

を巻末につけたら面白いんじゃないかと思うのです。
映画のテレビ放映でおなじみの最後の「解説」。

解説を見て
”あ、この映画はこんな風刺が入っていたんだ”とか、
”この監督は別の映画に影響をうけているんだ”などを知って
より作品に愛着がわきますし、
その知識を人にしゃべりたくなる!

そして、”じゃあ影響されたというのも見てみよう”
と自分の範囲も広がったりします。

もちろん、作者の「あとがき」も面白いけれど、
それに加えて第3者からの解説を入れることにより、
さらに作品に立体感が生まれる気がします。

編集者の方、ぜひご検討ください(笑

 

 

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた!