電子出版アワード2024、「書店在庫情報プロジェクト」が大賞を受賞

一般社団法人 日本電子出版協会（JEPA）は、2024年12月18日に第18回「JEPA電子出版アワード」の大賞選考会およびジャンル賞表彰式をオンラインで開催しました。このアワードは2007年にスタートし、電子出版の普及と技術の向上を目的としています。今年も電子出版業界の発展に寄与する作品やプロジェクトが表彰されました。

大賞とジャンル賞の発表

今年の大賞には「書店在庫情報プロジェクト」（出版文化産業振興財団・版元ドットコム・カーリル）が選ばれました。このプロジェクトは、書店の在庫情報を共有することで、読者や出版業界の利便性向上に貢献しています。

各ジャンル賞の受賞作は以下の通りです：

• デジタル・インフラ賞：書店在庫情報プロジェクト（出版文化産業振興財団・版元ドットコム・カーリル）【大賞受賞】
• スーパー・コンテンツ賞：子供の科学100周年（誠文堂新光社）
• エクセレント・サービス賞：コミックシーモア（NTTソルマーレ）
• チャレンジ・マインド賞：Mantra（Mantra）
• エキサイティング・ツール賞：Thorium Reader 3.0（オープンソース）
• 生成AI賞（特設ジャンル）：ChatGPT（OpenAI）
• 選考委員特別賞：新名 新 氏（EPUBの普及と出版物デジタル化への貢献）

スピーチと受賞作品一覧

受賞者のスピーチ映像はYouTubeで視聴可能です：こちら。